リオ2016パラリンピック競技大会 日本代表選手団 団長挨拶

大槻 洋也

リオ2016パラリンピック競技大会
日本代表選手団 団長

大槻 洋也

おおつき ひろや

リオ2016パラリンピック競技大会(第15回夏季大会)に参加する、日本代表選手団を代表してご挨拶を申し上げます。

南米で初めて開催されるパラリンピック競技大会です。大会ビジョンは、“A new world” 〜新しい世界へ〜です。ブラジルにとってもパラリンピックは新しい世界の幕開けであると感じます。

また日本においても、次回夏季パラリンピック開催国として、パラリンピックの新しい世界へのスタートの大会であると思います。9月7日(水)〜18日(日)の12日間、新競技として「トライアスロン(6種目)」と「カヌー(6種目)」が加わり、22競技・528種目が実施されます。今大会は、パラリンピックスポーツとして今まで以上に重要と考え、参加します。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が決定し、所轄官庁がスポーツ庁へ移管後、初めての夏季大会です。今まで以上に競技力向上を考慮し、メダル目標は、「金メダル10個・金メダル国別ランキング10位」としています。目標を達成するために、選手、監督、コーチ、スタッフが最大限のパフォーマンスを発揮できるように望みます。

今回のパラリンピックより、初めてハイパフォーマンスサポートセンターが選手村外に設置されます。選手は、今までのパラリンピックでは無かったサポートを受けることができ、大きな支援になると確信しています。日本代表選手団にとって、ハイパフォーマンスセンターのサポートが大変重要と証明される大会であると考えています。

各競技団体は、「チーム・ジャパン」のもと一つになり、日本を代表する選手・スタッフとして競技に参加すること望みます。選手一人ひとりが競技に参加する姿勢を見せて、次世代の選手のお手本になることを希望します。

最後に、日本代表選手団にご尽力、ご支援いただいた関係各位に感謝申し上げます。パラリンピック・スポーツの魅力、楽しさを発揮できるように頑張りますので応援の程よろしくお願いいたします。

ページトップへ