リオ2016パラリンピック競技大会 日本代表選手団 主将挨拶

藤本 怜央

リオ2016パラリンピック競技大会
日本代表選手団 主将

藤本 怜央(車椅子バスケットボール)

ふじもと れお

このたび、リオ2016パラリンピック競技大会の日本代表選手団主将を務めさせていただくこととなりまして、たいへん光栄に存じます。しっかりとその責任を果たし、日本代表選手団の模範を示すことができるよう、決意を新たに大会に臨みたく考えています。

本大会は南米で始めて開催されるパラリンピックとなります。ただでさえパラリンピックという大舞台でプレッシャーがかかってくる中で、環境の大きな違いという課題が日本代表選手団には課せられます。そんな状況でも日頃の成果を発揮し、ベストパフォーマンスを出し、悔いの残らない大会にしていけるよう、選手一人ひとりがしっかりと準備を進めてまいります。

2020年東京パラリンピック競技大会の開催が決定後、初の夏季パラリンピックとなる本大会には、今までにない注目が集まっています。本大会での日本代表選手団の活躍が、4年後の東京、その更に先の未来に繋がっていきます。私自身4回目のパラリンピック出場になりますが、ロンドン大会の悔しい思いを忘れる事なく4年間を過ごし、個人・チーム共に成長する事ができました。チーム目標である6位以上入賞を目指すこと、そしてメダル争いに食い込み、この大会で世界が『日本は強い』と実感するような戦いをしたいと願っています。障がいの有無に関わらずスポーツの魅力を伝えられるよう、日本代表選手団全員がこの注目を力に変えて奮闘していきます。

今まで支えてきてくださった方々への恩返しができるよう、選手団一同、精一杯やって参ります。日本の皆様の声援が、私たちの力になりますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

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