『I’mPOSSIBLE(アイムポッシブル)』日本版

お知らせ

NEW! 香西選手、『I‘mPOSSIBLE(アイムポッシブル)』日本版の 初代アスリートアンバサダーに就任スペシャルインタビュー

NEW! 【リリース】車いすバスケットボールの香西選手、『I'mPOSSIBLE(アイムポッシブル)』日本版の 初代アスリートアンバサダーに就任(2023/9/5)

国際パラリンピック委員会公認教材『I’mPOSSIBLE(アイムポッシブル)』について

『I’mPOSSIBLE』は、国際パラリンピック委員会の世界的な教育プログラムで、世界中の若者がパラリンピックの価値やパラスポーツ、およびパラスポーツを通じてよりインクルーシブな世界を目指すパラリンピックムーブメントのビジョンを理解できるよう、教師向けに制作されたものです。
教材の名前『I'mPOSSIBLE』には、「不可能(Impossible)だと思えたことも、ちょっと考えて工夫さえすればできるようになる(I’m possible)」という、パラリンピックの選手たちが体現するメッセージが込められています。


この国際版教材の内容をもとに、『I’mPOSSIBLE』日本版は、日本の教育現場での活用のしやすさを考慮し、パラリンピックを題材に共生社会への気づきを子どもたちに促す教材として開発されました。
パラリンピックのことをあまりご存じでない先生方にもご負担なく、パラリンピックを題材に共生社会の形成に役立つ工夫の仕方や考え方を学ぶための授業を行えるようになっています。パラリンピックやパラリンピックスポーツについての学習はもちろんのこと、人権、多様性の尊重、他者や社会のとのかかわり、共生などの学びに是非ご活用ください。

*『I’mPOSSIBLE』日本版は、公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)と日本財団パラスポーツサポートセンターが共同で開発し、国内での普及活動を展開しました。現在はJPCが教材の普及活動を行っています。

※教材開発協力:公益財団法人ベネッセこども基金

構成

・小学生版、中学生・高校生版の2タイプがあり、ともに座学と実技を含む全14授業分のユニットで構成されています。

・各ユニットは全て独立しており、どれかひとつだけでも、複数を組み合わせても、使用することができます。1ユニットの授業時間は、小学生版は45分、中学生・高校生版は50分です。

※「2-6ブレードランナーの活やくからみえること」「2-7パラバドミントンをやってみよう!」の2つの教材は、I’mPOSSIBLE国際版を翻訳したものです。他の教材とは構成が異なっており、内容は小学生版、中学生・高校生版で共通となっています。

ダウンロード NEW!

小学生版

1:パラリンピックの価値

1-1:パラリンピックってなんだろう?(座学)

パラリンピックについての学習の導入としてお使いいただけるユニットです。クイズを通して選手たちが使用する用具に見られる「できない」を「できる」に変える工夫を考えたり、パラリンピックの歴史や移り変わりを学習したりして、楽しみながら大会に関する知識を深め、東京2020パラリンピックを通じて社会がどう変わっていくかについても考えます。

教師用指導案(PDF:209KB)
教師用授業ガイド(PDF:2.4MB)
児童用ワークシート(PDF:475KB)
授業用シート(PDF:6.9MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:6.6MB)

東京2020 ダイジェスト「Tokyo 2020‘s Most Emotional Moments」(YouTube)

1-2:パラリンピアン香西選手ってどんな人だろう?(座学)

香西宏昭選手(車いすバスケットボール)の軌跡を通して、パラリンピックの価値「勇気」「強い意志」について学ぶことができるユニットです。香西選手の経験してきたことやインタビューを通して、どのような困難があったのか、また乗り越えるための努力を続けられたのはどうしてだったのかを、パラリンピックの価値である「勇気」「強い意志」を切り口にして考え、自分も好きなことに対して諦めずに頑張ろうという気持ちを醸成します。

教師用指導案(PDF:376KB)
教師用授業ガイド(PDF:963KB)
児童用ワークシート(PDF:752KB)
授業用シート(PDF:4.5MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:4.8MB)

1-2 香西選手ってどんな人だろう(YouTube)
1-2 勉強もバスケットもがんばったことが誇り(YouTube)

1-3:公平について考えてみよう!(座学)

障がいの有無に関わらず一緒にスポーツを楽しむことができるように、どのようにルールを工夫できるかを考えます。またこのプロセスを通し、障がいのある人と公平な条件で楽しむ工夫を行うための考え方の基本を学びます。相互理解の心を育む道徳の授業として、効果的にお使いいただけます。

教師用指導案(PDF:363KB)
教師用授業ガイド(PDF:863KB)
児童用ワークシート(PDF:108KB)
授業用シート(PDF:2.2MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:1.9MB)

1-4:パラリンピックについて学習したことを振り返ってみよう!(座学)

パラリンピックの学習を通して、インスピレーション(=人の心を揺さぶり、駆り立てる力)を受けたことを整理し、共有するためのユニットです。「特に心に残ったこと」を挙げその理由を考えながら、自分や社会に対してパラリンピックがどのように影響を与えているのかを考えます。

教師用指導案(PDF:246KB)
児童用ワークシート(PDF:986KB)
▲一括ダウンロード(ZIP:1.1MB)

1-5:パラリンピアンが学校に来るとしたら(座学)

パラリンピックの選手が学校にやってくる場面を設定することで、障がいのある人たちの行動を想像し、バリアフリーや他者の理解につなげるユニットです。日頃使い慣れている校内を障がいがある人の視点で散策し、バリアを探し出したり、見つかった問題点の解決策について考えたりします。障害のあるゲストを学校にお招きする際、事前授業として活用すると効果的な内容です。

教師用指導案(PDF:220KB)
教師用授業ガイド(PDF:1.7MB)
児童用ワークシート(PDF:189KB)
授業用シート(PDF:4.6MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:4.4MB)

1-5 長野1998パラリンピックアイススレッジスピードレース(YouTube)
1-5 マセソン美季さんからのメッセージ(YouTube)

2:パラリンピックスポーツ

2-1:パラリンピックスポーツについて学ぼう!(座学)

パラリンピックで行われるスポーツ種目に注目した座学のユニットです。記録・用具・工夫・サポートする人の4つの視点で、クイズを交えながら、パラリンピックスポーツに見られる、障がいによる不公平さを可能な限り小さくし、できるだけ公平に競うことができる仕組みやアスリートの能力について学ぶとともに、パラリンピックのことをもっと知りたいという気持ちを醸成します。総合的な学習の時間、道徳、保健体育など、さまざまな教科でお使いいただけます。

教師用指導案(PDF:261KB)
教師用授業ガイド(PDF:1.6MB)
児童用ワークシート(PDF:958KB)
授業用シート(PDF:4.5MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:5MB)

東京2020 ダイジェスト「Tokyo 2020‘s Most Emotional Moments」(YouTube)

2-2:シッティングバレーボールをやってみよう!(実技)

シッティングバレーボールを体験する実技のユニットです。馴染みがある競技でも、座った状態でプレーすると新しい発見があります。「できない」を「できる」に変える工夫を知り、実際に競技を体験することで、シッティングバレーボールを身近に感じ、パラリンピック競技大会への興味関心を引き出すことにもつながります。

教師用指導案(PDF:235KB)
児童用ワークシート(PDF:108KB)
授業用シート(PDF:1.2MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:1.1MB)

2-2 シッティングバレーボール競技説明(YouTube)
【教師用映像】シッティングバレーボールをやってみよう!(授業の進め方)(YouTube)

2-3:ゴールボールをやってみよう!(実技)

ゴールボールを体験する実技のユニットです。視覚からの情報を遮り、聴覚や触覚を研ぎ澄ませてプレーすることで、普段とは異なる感覚を研ぎ澄まして目的を達成するおもしろさや、相手の立場に立ったコミュニケーションの大切さについて学ぶことができます。伝わる言葉、相手のことを思いやる声のかけ方、工夫することの大切さについて考えるきっかけとなります。体育の時間だけではなく、道徳や総合的な学習の時間にも活用できる内容です。

教師用指導案(PDF:405KB)
児童用ワークシート(PDF:109KB)
授業用シート(PDF:1.1MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:704KB)

2-3 ゴールボール競技説明(YouTube)
【教師用映像】ゴールボールをやってみよう!(YouTube)

2-4:ボッチャをやってみよう!(実技)

ボッチャを体験する実技のユニットです。集中力や、投球技術、戦略、チームワークが勝敗を左右します。重度の障がいがある人たちがスポーツに参加するための工夫や発想の転換について学ぶことで、様々な可能性が広がっていくのだという理解につなげます。年齢、性別、障がいのあるなしに関わらず一緒に競い合えるスポーツとして注目されていますが、授業でも盛り上がること間違いなしです。

教師用指導案(PDF:1.1MB)
児童用ワークシート(PDF:0.8MB)
授業用シート(PDF:2.0MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:1.3MB)

2-4 ボッチャをやってみよう!(ボッチャのルール)(YouTube)
2-4 ボッチャ競技説明(YouTube)
【教師用映像】ボッチャをやってみよう!(YouTube)

2-5:ガイドランナーを体験しよう!(実技)

視覚に障がいがある人を誘導しながら走る「ガイドランナー」を体験する実技のユニットです。誘導の仕方について学び、ペアになってサポートする側、される側を経験します。ガイドランナーの体験を通し、サポートする人の言葉の大切さや相手の立場に立って考えることの大切さなどに気づくことができます。サポートスタッフとしての活動への興味のきっかけにもなります。

教師用指導案(PDF:254KB)
教師用授業ガイド(PDF:1.0MB)
児童用ワークシート(PDF:515KB)
授業用シート(PDF:3.3MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:1.3MB)

2016 リオパラリンピック男子100メートルT11決勝(YouTube)
2-5 パラ陸上競技説明(YouTube)
【教師用映像】ガイドランナーを体験しよう!(授業の進め方)(YouTube)

2-6:ブレードランナーの活やくからみえること(座学)

義肢を使うアスリートについて、より理解を深められるユニットです。義足の制作の仕方などの知識のほか、技術の革新がパラスポーツの記録の発展に貢献していることや、障がいがあってもベストを尽くすパラアスリートとそれを支える人の姿を学ぶことができます。内容は『I'mPOSSIBLE』の国際版を翻訳したもので、中学生・高校生版と共通です。

教師用指導案(PDF:1.59MB)
ランニングブレードの型紙(PDF:631KB)
参考資料(PDF:2.19MB)
児童・生徒用ワークシート1 (PDF:992KB)
児童・生徒用ワークシート2 (PDF:858KB)
▲一括ダウンロード(ZIP:3.2MB)

2-7:パラバドミントンをやってみよう!(実技)

パラバドミントンを題材とした実技のユニットです。様々な障がいのクラスがあるパラバドミントンを、腕や足の動きを制限することによって体験し、パラアスリートがもつ技術の高さや工夫について考えるきっかけとします。内容は『I'mPOSSIBLE』の国際版を翻訳したもので、中学生・高校生版と共通です。

教師用指導案(PDF:1.70MB)

2-8:パラリンピアンを応えんしよう(座学)

世界を代表するパラリンピック選手の活躍の様子や結果を出すための努力など、スポーツに向き合う姿を描いた動画を見て、選手の魅力を伝えるためのキャッチコピーを作るユニットです。圧倒されるようなストーリーを楽しめる内容となっており、選手を身近に感じ、大会への興味を深めることができます。

教師用指導案(PDF:260KB)
教師用授業ガイド(PDF:2MB)
児童用ワークシート下書き用、選手資料(PDF:1.8MB)
児童用ワークシート清書用(PDF:3MB)
授業用シート(PDF:2.8MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:7.8MB)

2-8 タチアナ・マクファデン選手(YouTube)

東京2020スペシャル

東京2020パラリンピックのレガシーについて考えてみよう!(座学)

国立競技場を題材に、東京2020パラリンピックのレガシーを考えるユニットです。大会をきっかけに広がり始めた「共生社会を目指す動き」や、「人々の意識の変化」を学ぶことができます。問いかけやワークを通して知識を深めるだけでなく、自分に何ができるかを考える内容です。

教師用指導案(PDF:246KB)
教師用授業ガイド(PDF:3.2MB)
児童用ワークシート(PDF:241KB)
授業用シート(PDF:12.1MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:11.8MB)

選手たちの想い ~スポーツ以上の役割をもつパラリンピック~(YouTube)

教師用ハンドブック

『I'mPOSSIBLE』の概要と、パラリンピックに関する基礎的な情報をまとめた資料です。
授業等を始める前にご一読いただき、必要に応じて授業でも参考資料としてご活用ください。

I’mPOSSIBLE

教師用ハンドブック(PDF:7.2MB)
教師用ハンドブック(印刷用)(PDF:7.2MB)

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中学生・高校生版

1:パラリンピックの価値

1-1:パラリンピックってなんだろう?(座学)

パラリンピックについての学習の導入としてお使いいただけるユニットです。クイズを通して選手たちが使用する用具に見られる「できない」を「できる」に変える工夫を考えたり、パラリンピックの歴史や移り変わりを学習したりして、楽しみながら大会に関する知識を深め、東京2020パラリンピックを通じて社会がどう変わっていくかについても考えます。

教師用指導案(PDF:227KB)
教師用授業ガイド(PDF:2.7MB)
生徒用ワークシート(PDF:491KB)
授業用シート(PDF:8.4MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:7.9MB)

東京2020 ダイジェスト「Tokyo 2020‘s Most Emotional Moments」(YouTube)

1-2:「勇気」「強い意志」「インスピレーション」について考えてみよう!(香西宏昭選手 編)(座学)

1-4と合わせて2つのユニットで完結する構成です。多くの困難に対し、諦めずに努力を続けた香西選手。彼の経験してきたことやインタビューを通して、どのようにして困難を乗り越えたのか、また努力を続けられたのはどうしてだったのかをパラリンピックの価値である「勇気」「強い意志」を軸にして考えます。さらに目標を達成するために今の自分にできる努力とは何か、一つ上の自分を目指すためのヒントを探すユニットです。

教師用指導案(PDF:388KB)
教師用授業ガイド(PDF:1.5MB)
生徒用ワークシート(PDF:422KB)
授業用シート(PDF:3MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:3MB)

1-2 香西選手ってどんな人だろう(YouTube)
1-2 勉強もバスケットもがんばったことが誇り(YouTube)

1-3:「勇気」「強い意志」「インスピレーション」について考えてみよう!(村岡桃佳選手 編)(座学)

1-4と合わせて2つのユニットで完結する構成です。パラリンピックに出場するレベルのアスリートになってもなお、スキーを辞めたいと思う自分と向き合った村岡選手。彼女のアスリートとしての葛藤を自分の状況に置き換えて困難に向き合う気持ちを考え、乗り越えていくプロセスをパラリンピックの価値である「勇気」「強い意志」を軸にして考えます。さらに目標を達成するために今の自分にできる努力とは何か、一つ上の自分を目指すためのヒントを探すユニットです。

教師用指導案(PDF:242KB)
教師用授業ガイド(PDF:1.6MB)
生徒用ワークシート(PDF:638KB)
授業用シート(PDF:1.6MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:3.3MB)

1-3 村岡選手ってどんな人だろう(YouTube)
1-3 村岡選手からのメッセージ(YouTube)
I’mPOSSIBLEの由来(YouTube)

1-4:「公平」について考えてみよう!(座学)*

パラリンピックの価値の一つ「公平」について、パラリンピック競技規則に見られる障がいに応じた規則変更を切り口として、障がいを補うための工夫を行う際の考え方を学びます。また実際の社会の中でのケーススタディを通じ、公平とは何かについて考え、障がいの社会モデルや障害者権利条約についても理解を深めることができます。

教師用指導案(PDF:367KB)
教師用授業ガイド(PDF:1.8MB)
生徒用ワークシート(PDF:716KB)
授業用シート(PDF:4.7MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:4.9MB)

1-5:パラリンピアンの日常生活からバリアフリーを考える(座学)

障がいのある人が日常で経験するさまざまなバリア(障壁)を題材にしたマンガに基づいて、グループで意見交換します。物理的なバリアだけでなく、先入観や思い込みなど自分の内にあるバリアについても考えることができるユニットです。

教師用指導案(PDF:266KB)
教師用授業ガイド(PDF:4.2MB)
生徒用ワークシート①(PDF:1.4MB)
生徒用ワークシート②③(PDF:1.3MB)
授業用シート(PDF:6MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:10.4MB)

1-5 パラリンピアンからのメッセージ(YouTube)

2:パラリンピックスポーツ

2-1:パラリンピックスポーツについて学ぼう!(座学)

パラリンピックで行われるスポーツ種目に注目した座学のユニットです。記録・用具・工夫・サポートする人の4つの視点で、クイズを交えながら、パラリンピックスポーツに見られる、障がいによる不公平さを可能な限り小さくし、できるだけ公平に競うことができる仕組みやアスリートの能力について学ぶとともに、パラリンピックのことをもっと知りたいという気持ちを醸成します。総合的な学習の時間、道徳、保健体育など、さまざまな教科でお使いいただけます。

教師用指導案(PDF:269MB)
教師用授業ガイド(PDF:4.6MB)
生徒用ワークシート(PDF:491KB)
授業用シート(PDF:13.6MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:14.2MB)

東京2020ダイジェスト(YouTube)

2-2:シッティングバレーボールをやってみよう!(実技)

シッティングバレーボールを体験する実技のユニットです。馴染みがある競技でも、座った状態でプレーすると新しい発見があります。「できない」を「できる」に変える工夫を知り、実際に競技を体験することで、シッティングバレーボールを身近に感じ、パラリンピック競技大会への興味関心を引き出すことにもつながります。

教師用指導案(PDF:789KB)
生徒用ワークシート(PDF:111KB)
授業用シート(PDF:1.3MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:1.6MB)

2-2 シッティングバレーボール競技説明(YouTube)
【教師用映像】シッティングバレーボールをやってみよう!(授業の進め方)(YouTube)

2-3:ゴールボールをやってみよう!(実技)

ゴールボールを体験する実技のユニットです。視覚からの情報を遮り、聴覚や触覚を研ぎ澄ませてプレーすることで、普段とは異なる感覚を研ぎ澄まして目的を達成するおもしろさや、相手の立場に立ったコミュニケーションの大切さについて学ぶことができます。伝わる言葉、相手のことを思いやる声のかけ方、工夫することの大切さについて考えるきっかけとなります。体育の時間だけではなく、道徳や総合的な学習の時間にも活用できる内容です。

教師用指導案(PDF:374KB)
生徒用ワークシート(PDF:119KB)
授業用シート(PDF:3.2MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:2.7MB)

2-3 ゴールボール競技説明(YouTube)
【教師用映像】ゴールボールをやってみよう!(授業の進め方)(YouTube)

2-4:ボッチャをやってみよう!(実技)

ボッチャを体験する実技のユニットです。集中力や、投球技術、戦略、チームワークが勝敗を左右します。重度の障がいがある人たちがスポーツに参加するための工夫や発想の転換について学ぶことで、様々な可能性が広がっていくのだという理解につなげます。年齢、性別、障がいのあるなしに関わらず一緒に競い合えるスポーツとして注目されていますが、授業でも盛り上がること間違いなしです。

教師用指導案(PDF:1.2MB)
生徒用ワークシート(PDF:605KB)
授業用シート(PDF:2.2MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:1.5MB)

2-4 ボッチャをやってみよう!(ボッチャのルール)(YouTube)
2-4 ボッチャ競技説明(YouTube)
【教師用映像】ボッチャをやってみよう!(授業の進め方)(YouTube)

2-5:ガイドランナーを体験しよう!(実技)

視覚に障がいがある人を誘導しながら走る「ガイドランナー」を体験する実技のユニットです。誘導の仕方について学び、ペアになってサポートする側、される側を経験します。ガイドランナーの体験を通し、サポートする人の言葉の大切さや相手の立場に立って考えることの大切さなどに気づくことができます。サポートスタッフとしての活動へ興味をもつきっかけにもなります。また、ガイドランナーとしての経験をもとに、町の中で視覚障がいのある人たちに出会った時の自分の行動についても考えることができます。

教師用指導案(PDF:247KB)
生徒用ワークシート(PDF:1.1MB)
授業用シート(PDF:2.1MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:2.4MB)

2016 リオパラリンピック男子100メートルT11決勝(YouTube)
2-5 パラ陸上競技説明(YouTube)
【教師用映像】ガイドランナーを体験しよう!(授業の進め方)(YouTube)

2-6:ブレードランナーの活やくからみえること(座学)

義肢を使うアスリートについて、より理解を深められるユニットです。義足の制作の仕方などの知識のほか、技術の革新がパラスポーツの記録の発展に貢献していることや、障がいがあってもベストを尽くすパラアスリートとそれを支える人の姿を学ぶことができます。内容は『I'mPOSSIBLE』の国際版を翻訳したもので、小学生版と共通です。

教師用指導案(PDF:1.59MB)
ランニングブレードの型紙(PDF:631KB)
参考資料(PDF:2.19MB)
児童・生徒用ワークシート1 (PDF:992KB)
児童・生徒用ワークシート2 (PDF:858KB)
▲一括ダウンロード(ZIP:3.2MB)

2-7:パラバドミントンをやってみよう!(実技)

パラバドミントンを題材とした実技のユニットです。様々な障がいのクラスがあるパラバドミントンを、腕や足の動きを制限することによって体験し、パラアスリートがもつ技術の高さや工夫について考えるきっかけとします。内容は『I'mPOSSIBLE』の国際版を翻訳したもので、小学生版と共通です。

教師用指導案(PDF:1.70MB)

2-8:パラリンピアンの魅力に迫ろう!(座学)

2人のパラリンピアンについてドキュメンタリー映像(株式会社WOWOW提供)から得たイメージを元に、選手の持ち味を表現できるようなCMをグループで企画するユニットです。

教師用指導案(PDF:231KB)
教師用授業ガイド(PDF:1.7MB)
生徒用ワークシート(個人記入用)(PDF:898KB)
生徒用ワークシート(資料)(PDF:1.7MB)
生徒用ワークシート(発表用)(PDF:1.4MB)
授業用シート(PDF:2MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:5.8MB)

2-8 タチアナ・マクファデン選手(YouTube)
2-8 木村敬一選手(YouTube)

東京2020スペシャル

東京2020パラリンピックのレガシーについて考えてみよう!(座学)

国立競技場の建設プロセスを題材に、パラリンピックにはスポーツ以上の役割があることを考えるユニットです。共生社会を目指す上で、基本的人権を尊重する事例を学び、理解を深めます。共生社会を実現させるための、具体的な行動も考える授業です。

教師用指導案(PDF:261KB)
教師用授業ガイド(PDF:3.6MB)
生徒用ワークシート(PDF:257KB)
授業用シート(PDF:11.6MB)
▲一括ダウンロード(ZIP:11.1MB)

選手たちの想い ~スポーツ以上の役割をもつパラリンピック~(YouTube)

教師用ハンドブック

『I'mPOSSIBLE』の概要と、パラリンピックに関する基礎的な情報をまとめた資料です。
授業等を始める前にご一読いただき、必要に応じて授業でも参考資料としてご活用ください。

I’mPOSSIBLE

教師用ハンドブック(PDF:7.2MB)
教師用ハンドブック(印刷用)(PDF:7.2MB)

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15分版(小中高共通・上記教材の一部を再編集したもの)

15分用教材 パラリンピアンのストーリーから学ぼう!(「勇気」「強い意志」)

授業の一部、朝会や給食の時間での活動、宿題として活用いただける教材です。
映像を見て、ワークシートに取り組んでください。おうちの人と映像を見て感想を話し合うなど、家庭学習での活用もできます。

※使用する映像は、小学生版、中学生・高校生版の各ユニットで使用されているものと同じです。詳しくは教師用指導案をご覧ください。

教師用指導案(PDF:264KB)
生徒用ワークシート(PDF:505KB)
1-2 香西選手ってどんな人だろう(15分用教材版)(YouTube)
1-3 村岡選手ってどんな人だろう(15分用教材版)(YouTube)
2-8 タチアナ・マクファデン選手(YouTube)
2-8 木村敬一選手(YouTube)

閉じる

家庭学習向け

家庭学習向け動画教材 ボッチャボールを作ってみよう&ボッチャをやってみよう!(小中高共通)

障がいのある人もない人も楽しめる、パラリンピック競技「ボッチャ」のボールの作り方、やり方を紹介する動画です。授業だけでなく、家庭でも取り組める内容になっています。

※この映像は「2-4 ボッチャをやってみよう!」の授業用映像、教員用映像の一部を抜粋したものです。

※家庭でボッチャに取り組むときは、お部屋の大きさに合わせて工夫してお楽しみください。

ボッチャボールを作ってみよう!(YouTube)
ボッチャをやってみよう!(ボッチャのルール)(YouTube)

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教員研修

『I’mPOSSIBLE』日本版の意義や教材についての理解を深めていただくと共に、本教材の役割や活用方法、「主体的・対話的で深い学び」を促す授業を展開するためのアイデアや留意点などをご提供します。

団体申込

対象:教育委員会・教員研修センターでの研修、校長会、各教科の部会、学校内の研修など 対面又はオンライン、60~90分、謝金不要(対面実施の場合、交通費のみ要負担)。講師の指名は承っておりません

詳細・お申し込みはこちら

『I’mPOSSIBLE』日本版 活用事例

『 I‘mPOSSIBLE』日本版5周年イベント

「パラスポーツ」と「人権」
~人権感覚を育む授業~

メッセージ


日本パラリンピック委員会
『I'mPOSSIBLE』日本版事務局プロジェクトマネージャー
マセソン美季

*マセソンは教材の小学生版1-5、中高生版1-5でもメッセージをお届けしています。ぜひご覧ください。



「競技観戦×『I’mPOSSIBLE』授業実践について」

学校名   :千葉市立金沢小学校
実施教科  :学級活動、体育
使用ユニット:「1-1:パラリンピックってなんだろう」(座学)
       「2-4:ボッチャをやってみよう!」(実技)
       「東京2020パラリンピックのレガシーについて考えてみよう!」(座学)

  • #競技観戦と結びつけた学び
  • #パラスポーツの魅力を児童に伝えたい
  • #ICT活用
  • #千葉市競技用車いす貸し出し事業
  • #車いすラグビーのルールの工夫から学ぶ
  • #言葉のキャッチボールを大切に

活用事例(PDF:678KB)


「ICTを活用した公平を考える研究授業」

学校名   :札幌市立上白石小学校
実施教科  :総合的な学習の時間
使用ユニット:「1-2:パラリンピアン香西選手ってどんな人だろう?」(座学)
       「2-4:ボッチャをやってみよう!」(実技)
       「1-3:公平について考えてみよう!」(座学)

  • #公平
  • #ICT活用
  • #研究授業
  • #全員の意見を共有

活用事例(PDF:401KB)


「心のバリアフリー教育」×アイムポッシブル

学校名   :東金市立丘山小学校
使用ユニット:東京2020ダイジェスト「Tokyo 2020’s Most Emotional Moments」の映像
       「2-1:パラリンピックスポーツについて学ぼう!」(座学)
       「1-3:公平について考えてみよう!」(座学)
       「2-4:ボッチャをやってみよう!」(実技)

  • #他学年との交流
  • #手作りのボッチャボールを活用
  • #パラスポーツ体験だけで終わらない深い学び
  • #これからの人生において自分だったらどうするのかを考える

活用事例(PDF:488KB)


「共生社会への気づき」

学校名   :札幌新陽高等学校
実施教科  :総合的な探求の時間
使用ユニット:「1-4:公平について考えてみよう!」(座学)
       「1-5:パラリンピアンの日常生活からバリアフリーを考える」(座学)

  • #多様性
  • #パラリンピック
  • #他者理解
  • #リクリエーション
  • #共生
  • #教育ニーズ

活用事例(PDF:380KB)



I’mPOSSIBLEアワード受賞校 事例

開催国最優秀賞

木更津市立清見台小学校(千葉)

開催国特別賞

千葉県立東金特別支援学校(千葉)

I’mPOSSIBLE アワードは、 パラリンピック・ムーブメントを通して、インクルーシブな世界の実現に多大な功績を収めた学校とパラリンピアンに贈呈される賞で、国際パラリンピック委員会が設立し、日本財団パラスポーツサポートセンターが支援を行い実現したものです
東京2020パラリンピック競技大会の閉会式では、日本から開催国最優秀賞、開催国特別賞が選ばれたほか、海外最優秀賞、パラリンピアンも2名表彰されました。

受賞した2校の取り組みについてはこちらをご覧ください。


過去の活用事例

「同じように分け隔てなく」

学校名   :千葉市立稲毛高等学校附属中学校
実施教科  :夏期特別授業
使用ユニット:「東京2020パラリンピックのレガシーについて考えてみよう!」

  • #障がいがあるから助けるのではなく
  • #同じように分け隔てなく接する
  • #公平で公正な社会をつくる
  • #何ら変わらない仲間という意識
  • #一緒に行動したり一緒に遊んだりすることが大事
  • #意識を変えてそれを表現していく
  • #自分が活躍できる社会
  • #人々の意識や社会を変える力
  • #パラリンピックが盛り上がるほどみんなの距離も縮まっていく

活用事例(PDF:487KB)


「パラリンピアンの講演を共生社会理解につなげるために」

学校名   :札幌市立澄川南小学校
実施教科  :総合的な学習の時間
使用ユニット:「1-1:パラリンピックってなんだろう?」
       「1-3:公平について考えてみよう!」
       「東京2020パラリンピックのレガシーについて考えてみよう!」
       「パラリンピアンのストーリーから学ぼう!(「勇気」「強い意志」)」*15分用教材

  • #パラリンピアンの講演と『I’mPOSSIBLE』日本版
  • #同じ講演をきいて別のテーマで授業
  • #様々な人の立場を考える
  • #自分たちにできることはなにか

活用事例(PDF:208KB)


「思い込みの罠」

学校名   :千葉県立白井高等学校
実施教科  :「道徳」を学ぶ時間
使用ユニット:「1-5:パラリンピアンの日常生活からバリアフリーを考える」
       東京2020パラリンピックダイジェスト(映像資料)

  • #道徳教育
  • #福祉教育
  • #バリアフリー
  • #多様性

活用事例(PDF:302KB)


「だれもが自分らしく」

学校名   :札幌市立上白石小学校
実施教科  :総合的な学習の時間
使用ユニット:「1-2:パラリンピアン香西選手ってどんな人だろう?」
       「1-3:公平について考えてみよう!」
       「東京2020パラリンピックのレガシーについて考えてみよう!」

  • #だれもが自分らしく
  • #みんなが楽しく
  • #本人の想いを聞く
  • #みんなで決めて誰もが納得
  • #仲間を大切にする
  • #困難を乗り越える強い気持ち#夢に向かって1歩ずつ

活用事例(PDF:448KB)


「考え工夫し、シッティングバレーボールを楽しむ」

学校名   :千葉市立千草台中学校
実施教材  :保健体育
使用ユニット:2-2 シッティングバレーボールをやってみよう【実技】
活用事例①(PDF:2.5MB)


「児童の⾃主性、アウトプットする機会を⼤切に」

学校名:東久留⽶市⽴南町⼩学校
実施教材:総合的な学習の時間
使⽤ユニット:1-1 パラリンピックってなんだろう【座学】
       2-2 シッティングバレーボールをやってみよう【実技】
       2-3 ゴールボールをやってみよう【実技】
活用事例②(PDF:1.5MB)


「⼦どもたちの成⻑につながる学びとしてのパラリンピック教育」

学校名   :東京都港区⽴⾚坂⼩学校
実施教材  :総合的な学習の時間
使⽤ユニット:1-1 パラリンピックってなんだろう【座学】
       2-3 ゴールボールをやってみよう︕【実技】
活用事例③(PDF:1.9MB)


「⼼のバリアフリー事業〜近隣中学校との交流及びフロアバレーボール⼤会他」

学校名   :福岡県⽴北九州視覚特別⽀援学校
実施教材  :保健体育
使⽤ユニット:2-3 ゴールボールをやってみよう︕【実技】
       2-5 ガイドランナーを体験しよう︕【実技】
活用事例④(PDF:2.3MB)


「みんなでボッチャ」

学校名   :阿賀町⽴上川⼩学校
実施教材  :道徳・学活
使⽤ユニット:1-1 パラリンピックってなんだろう︖【座学】
       2-1 パラリンピックスポーツについて学ぼう︕【座学】
       2-4 ボッチャをやってみよう︕【実技】
活用事例⑤(PDF:2.3MB)


「パラリンピアンから⽣き⽅を学ぶ」

学校名   :岐⾩市⽴⻑良⻄⼩学校
実施教材  :総合的な学習の時間
使⽤ユニット:1-1 パラリンピックってなんだろう︖【座学】
       2-8 パラリンピアンを応えんしよう︕【座学】
活用事例⑥(PDF:1.7MB)


「『IʼmPOSSIBLE』の授業を経た⽣徒の変化」

学校名   :岡⼭市⽴建部中学校
実施教材  :総合的な学習の時間
使⽤ユニット:1-1 パラリンピックってなんだろう︖【座学】
       2-4 ボッチャをやってみよう︕【実技】
活用事例⑦(PDF:935KB)


「パラリンピアンから学んだこと」

学校名   :丸⻲市⽴城北⼩学校
実施教材  :総合的な学習の時間
使⽤ユニット:1-5 パラリンピアンが学校に来るとしたら【座学】
       2-8 パラリンピアンを応えんしよう︕【座学】
活用事例⑧(PDF:438KB)


「ほんとうの“ジブン”と“ミライ”」

学校名   :宮崎市⽴宮崎⻄中学校
実施教材  :道徳
使⽤ユニット:2-8 パラリンピアンの魅⼒に迫ろう︕【座学】
活用事例⑨(PDF:719KB)


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『I’mPOSSIBLE』日本版アスリートアンバサダー

『I’mPOSSIBLE』日本版アスリートアンバサダーとは

教材を通してJPCが伝えたいことを改めてパラリンピアンの言葉で発信する役割を持つのが『I'mPOSSIBLE』日本版アスリートアンバサダー。『I'mPOSSIBLE』日本版に関連するイベントやメッセージ動画などに登場し、パラリンピアンの立場から、パラリンピック教育の意義や、「環境を整えたり、人の意識を変えたりすれば、できることが増える」という考え方を発信します。

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