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[ジャパンパラ大会]
2025ジャパンパラゴールボール競技大会 レポート

25.10.06 2025:10:06:11:09:54

 JPSA設立60周年記念2025ジャパンパラゴールボール競技大会を愛知県豊橋市にある豊橋市総合体育館で開催した。車いすラグビー、水泳に続き、ゴールボール競技大会も愛知県で行われ、今大会は男子チームによる国際大会としてタイとパキスタン、日本からはAとBの2チームが出場し、アジア勢による戦いが繰り広げられた。

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豊橋市総合体育館

 大会ではまず4チームによる総当たり戦が行われ、その順位によって準決勝、そして3位決定戦と決勝戦と最終順位が決められた。まず強さを見せたのが日本A。昨年のパリ2024パラリンピック競技大会を戦ったメンバーを多数有するチームとあって、攻守に安定した戦いぶりを見せ、開幕戦となったタイとの試合を7-5で競り勝つと、パキスタン、日本Bにも連勝した。日本Bもパキスタンを下した後にタイとの点の取り合いを制して、若手主体のチームながら好ゲームを見せた。

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鳥居陽生

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宮食行次

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金子和也

 準決勝では日本Aとパキスタン、日本Bとタイがそれぞれ対戦。日本Aは危なげなくパキスタンを下し、日本Bとタイとの試合はタイの試合巧者ぶりが際立った。先手を取られて前のめりに攻める日本Bに対して、タイは足元をすくうように追加点を決めていき、13-4で日本Bに勝利して決勝に進出した。

 日本Aとタイとの決勝戦は、開始早々に鳥居陽生が得点を決めて試合の主導権を握ると、その後も金子和也、宮食行次が得点を重ねていく。タイに一度もリードを奪われることなく、13-5で日本Aが勝利して全勝優勝を果たした。

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準優勝だったタイ

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日本Bで奮闘した永野陽希

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試合を重ねるごとに粘り強さが出ていたパキスタン

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男子ならではの迫力あるプレーを全チームが見せてくれた