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[ジャパンパラ大会]
2025ジャパンパラ水泳競技大会 レポート

25.09.16 2025:09:16:12:46:18

 JPSA設立60周年記念 World Para Swimming公認2025ジャパンパラ水泳競技大会が9月13日から15日までの3日間、愛知県名古屋市にある日本ガイシアリーナ(名古屋市総合体育館レインボープール)で開催された。

 この会場では来年に迫った愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会の水泳競技が行われる予定で、ビッグイベントの開催が近づいてきていることが感じさせた。今大会には261名の選手がエントリーし、午前中に予選、午後に決勝と国際レースさながらのレースフォーマットで行われた。

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日本ガイシアリーナ(名古屋市総合体育館レインボープール)

 この大会後に開催されるシンガポール2025WPS世界選手権に出場する日本代表選手たちも今大会に参加。平泳ぎのスペシャリストとして100m平泳ぎ(SB14)の世界記録を保持している山口尚秀は、今大会では自由形で好記録を連発。100m自由形(S14)で53秒47のアジア新記録、50m自由形(S14)で24秒80の日本新記録をそれぞれ打ち立てて、平泳ぎだけではない強さを見せた。

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山口尚秀

 実績を積んで日本代表チームを引っ張る立場となった窪田幸太は、今大会の100m背泳ぎ(S8)で安定した泳ぎを見せ、まずまずの調子をうかがわせた。また鈴木孝幸、木村敬一、富田宇宙のベテラン勢も存在感を見せてくれた。

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窪田幸太

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鈴木孝幸

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木村敬一

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富田宇宙

 

 女子の知的障がいクラスでは、中学生の佐藤璃來が100m背泳ぎ(S14)、100m自由形(S14)、200m個人メドレー(SM14)の3種目を制覇。今後の活躍が楽しみだ。

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佐藤璃來

 11月に開催される東京デフリンピックに出場する選手たちも躍動し、茨隆太郎、星泰雅、金持義和、齋藤京香、串田咲歩らが好記録を残した。

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茨隆太郎

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星泰雅

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金持義和

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100m自由形(S15)の表彰で笑顔を見せる1位の串田咲歩(中央)、2位の齋藤京香(左)、3位の吉瀬千咲