ニュース|News

全てのニュースの最新月の一覧を表示/カテゴリー毎に最新年の一覧を表示|ジャパンパラ大会スポーツ振興協会情報国内大会国際大会指導者養成競技団体情報

<< 前のニュース2025年7月一覧

[ジャパンパラ大会]
2025ジャパンパラ車いすラグビー競技大会 レポート

25.07.28 2025:07:28:12:12:15

 JPSA設立60周年記念2025ジャパンパラ車いすラグビー競技大会を7月24日から26日までの3日間、愛知県刈谷市にあるウィングアリーナ刈谷で開催した。このウィングアリーナ刈谷は、愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会において車いすラグビー競技が行われる会場で、地元の子どもたちや車いすラグビーファンが会場に訪れ、大きな声援を送っていた。

202507JPWR01.jpg

会場となったウィングアリーナ刈谷

 今回大会に参加したのは、世界ランキング8位(2025年7月21日時点)のニュージーランドと同14位の韓国。日本は若手選手が多く含まれる編成で今大会に臨み、貴重な国際大会の経験を通してチームの底上げを図った。
 大会ではまず総当たり戦が行われ、開幕戦となった日本対ニュージーランドの試合では、序盤から日本がリードを奪い、52-36で快勝すると、次の韓国戦では第3ピリオド終了時に韓国が35-34でリードするも最終第4ピリオドに日本が逆転して47-42で勝利した。その後も日本は連勝を続け、全勝で総当たり戦1位で決勝に進出。韓国とニュージーランドの対戦は韓国が勝利し、決勝戦は日本対韓国の対戦に決まった。

202507JPWR02.jpg

躍動感あるプレーで会場を沸かせた橋本勝也が

202507JPWR03.jpg

今後の飛躍が期待される白川楓也

202507JPWR04.jpg

韓国対ニュージーランドの対戦は韓国が勝利

202507JPWR05.jpg

韓国はウチョル・パクを中心に強化が進んでいる

202507JPWR06.jpg

強いフィジカルを誇るハイデン・バートン・クッツと競り合う草場龍治


 決勝戦は序盤から日本の守備が冴えわたり、第1ピリオド終了時で14-10といきなり4点差をつける展開に。追いつきたい韓国だったが、点差を詰める場面もあったものの、日本のエースである橋本勝也が多くのトライを決めてリードを保ち、56-49でそのまま勝利して日本が優勝を果たした。

202507JPWR07.jpg

愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会でも好ゲームを期待したい