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[ジャパンパラ大会]
2014ジャパンパラゴールボール競技大会 速報レポート

14.08.11 2014:08:11:12:51:16

 2014ジャパンパラゴールボール競技大会が8月8日~10日の3日間にわたって、東京都江東区にある有明スポーツセンターで開催された。今年からジャパンパラ競技大会の一つとして開催されることになったゴールボール競技。ロンドン2012パラリンピック競技大会において、女子日本代表チームがパラリンピック史上初となる団体競技の金メダルを獲得した。今大会には、更なる飛躍が期待される女子日本代表からAとBの2チーム、そしてオーストラリア女子代表の3チームが参加。また、試合は総当たり戦3ラウンドによる9試合、そして決勝戦の合計10試合が行われた。

GBzenkei.jpg会場となった有明スポーツセンター


 日本代表Aはロンドンを戦った実績ある選手が揃うチーム、一方で日本代表Bは昨年のアジアユースパラ競技大会マレーシア2013を戦った選手がいる若手主体のメンバー構成だ。オーストラリア代表は10代と20代の選手によるチームで、パワーある投球を武器に日本代表と戦った。その結果、総当たり戦ではさすがの実力を発揮した日本代表Aが6勝全勝で1位、オーストラリア代表は日本代表Aには敗れたものの日本代表Bには負けなしの2勝1分3敗で2位、日本代表Bは1分5敗で3位となった。

adachi.jpg日本代表Aの攻撃を牽引した安達阿記子

wakasugi.jpg若さあふれる日本代表Bは若杉遥を中心として果敢に戦った

 決勝戦は1位の日本代表Aと2位のオーストラリアで行われた。日本代表Aは安達阿記子を中心に攻めて得点を奪い、浦田理恵を中心に守って失点を許さない。そして、試合終了前に21歳の欠端瑛子も決めて5-0とリードを奪う。いい形で試合を締めくくり、見事優勝を果たした。

GBdefense.jpg決勝戦、日本代表Aは鉄壁の守備で失点を許さない

aus.JPG試合後に挨拶をするオーストラリア代表

GBhyosho.jpg全勝優勝を果たした日本代表A


 今年の10月にはアジアパラ競技大会、そして来年5月には2016年リオパラリンピックの出場権をかけた戦いが待っている。この大会での経験を今後待ち受ける戦いに活かしていきたい。

 今後のジャパンパラ競技大会は9月6日~7日に陸上競技大会(山口県山口市・維新百年記念公園陸上競技場)、10月10日~12日にウィルチェアーラグビー競技大会(千葉県千葉市・千葉ポートアリーナ)が開催される予定。