アルペンスキー競技大会

知って楽しいジャパラガイドGUIDE

ジャパンパラアルペンスキー競技大会とは

アルペンスキーは長野1998パラリンピック冬季競技大会の開催が決定した当時、冬季パラリンピック競技として唯一国内でおこなわれていたスポーツでした。自国開催に向け、同競技のさらなる国際競技力向上のために、ジャパンパラ競技大会として1994年にはじめて開催し、以降現在にいたるまで毎年続けて開催しています。

2006年からは国際競技団体の公認を受けており、この大会での結果は国際大会に出場するための公認ランキングポイントとして認められます。日本国内のトップアスリートはもちろん、海外からも選手が参加することがあります。

ジャパンパラアルペンスキー競技大会のクラス分け

ジャパンパラ競技大会では大別して立って競技をおこなうスタンディングカテゴリー、チェアスキーに座って競技をおこなうシッティングカテゴリー、視覚障がいによるビジュアリーインペアードカテゴリー、知的障がい、聴覚障がいの障がい種別に競技をおこなっています。中には国際大会のクラス分けに該当しておらず、大会独自のクラスで参加する選手もいます。

各選手には障がいの程度にあわせて係数が与えられています(知的障がい、聴覚障がいは除く)。勝敗は実走タイムに係数をかけて算出した計算タイムで決定します。

用具

競技サポーター

視覚障がい選手のガイド

視覚に障がいのある選手はコースの様子を目で確認することができないため、一人で滑ることができません。そこで選手の前をガイドが滑ることでコースの状況を伝えることができ、安全に競技に臨むことができるのです。

選手とガイドは普段から一緒に練習し、コンビネーションを磨いて大会に出場します。コース状況がわからない中、急斜面を滑り降りるのには危険が伴いますが、ガイドに全幅の信頼を寄せて勇敢に滑る選手のたくましさは見るものに勇気を与えてくれます。

大会の見どころ

ジャパンパラでは高速系の種目であるスーパーG(スーパー大回転)、技術系の種目であるジャイアントスラローム(大回転)、スラローム(回転)、スーパーGとスラロームを一本ずつ滑った合計タイムを競うスーパーコンバインド(スーパーコンビ)、の4種目を実施しています(諸事情により種目数が減る場合があります)。ルールは国際スキー連盟の規定に準じています。

上半身のバランス、力を駆使し、時速100Kmを超える速度で滑走することもあるシッティングカテゴリーの選手たち。両手に障がいがあってストックなしで競技をしたり、片足で競技をすることもあるスタンディングカテゴリーの選手たち。ガイドスキーヤーの声や音による先導で競技をするビジュアリーインペアードカテゴリーの選手たち。障がいの種類、程度は選手によって様々ですが、それぞれに技術的な工夫を凝らし、最速を目指して滑走しています。アルペンスキーは自然との闘いでもあり、選手たちは日々変わるコースコンディションを見極めて競技をしています。ジャパンパラでは間近に日本トップレベルの競技を観戦することができます。